俳句の先生

 それぞれの結社には大抵主宰者と呼ばれる先生がいる。その下に高弟と呼ばれる先生もいる。先生のタイプはいろいろである。

  ○丁寧に優しく教えてくれるタイプの先生
  ○少しだけ示唆し、後は自分で考えさせるタイプの先生
  ○厳しく教えてくれるタイプの先生
  ○権威的なタイプの先生
  ○民主的なタイプの先生
  ○仲間的感覚のタイプの先生
  ○俳句は上手であるが、教え方は下手なタイプの先生
  ○俳句の知識は豊富であるが、その他はだらしないタイプの先生
  ○人望はあるが、教え方の下手なタイプの先生

 どのような先生につくかは、とても大切なことではあるが、趣味に俳句をやりたい方は、やはり丁寧に優しく教えてくれる先生がいいであろう。でも、野心のある方は、実力があって、自分で考えさせるタイプの先生がいいかも知れない。また、自分の感覚に近い先生がよいであろう。
 俳句は座の文学である。人間のつきあいを大切にする文学である。出会いは大切にしたいものである。

                                                2007.8.13