黒川水門広場・詩碑


旧与板町の黒川水門脇の
広場に良寛様の詩碑が建
っています。「大江茫茫」の
漢詩です。ここから見える
風景と詩とがマッチしてい
るように感じられます。


大江茫茫春将暮
楊花飄飄点衲衣
一声漁歌杳靄裡
無限愁腸為誰移

大江(たいこう)茫茫(ぼうぼう)として 春将(まさ)に暮んとす
楊花飄飄(ひようひよう)として 衲衣(のうえ)に点づ
一声の漁歌 杳靄(ようあい)の裡
無限の愁腸(しゆうちよう) 誰(た)が為にか移さん