中村家


中村家は良寛様の親戚筋にあたり、少年時代(13歳から18歳)に中村家に下宿し、
ここから大森子陽の狭川塾に通いました。主に2階に住んでいたといわれ、2階は
当時とほとんど変わっていないそうです。
中村家は当時酒造業を営み、町年寄を務めていました。中村権右衛門が当主であ
り、良寛様は托鉢をしてもらった米や銭なども預かってもらっていました。
中村家の脇に良寛様の歌碑が建っています。
「かすみたつながきはるひをこどもらとてまりつきつつこのひくらしつ」
中村家は、願王閣の門前にあります。旧分水町地蔵堂です。