夕ぐれの岡
新潟県旧分水町石港にあります。大河津分水のほとりにあり、地蔵堂-野積線と弥彦方面と三差路になる
場所にあります。
良寛様は、ここで二つの歌を残しておられます。
夕ぐれの岡の松の木人ならば昔のことを問はましものを
夕ぐれの岡にのこれる言の葉の跡なつかしや松風ぞ吹く
この地で五合庵に初めて住んだ万元(ばんげん)和尚が国上山にあがる前に修行したと伝えられています。
万元和尚の歌碑がここに建っています。この歌から、この地を夕ぐれの岡というようになりました。
忘れずば道行く人の手向をもここを瀬にせよ夕ぐれの岡