双璧寺・三浦屋幸助


三浦屋(遠藤)幸助は、三条の文化文政期を代表する
文人であり、良寛様と親しく交わりました。天保5年に
亡くなり、三条の定明寺(じょうみょうじ)に葬られまし
た。しかし、その後子孫が加茂に移り、そのお墓も加
茂の双璧寺(そうへきじ)に移しました。さらに、明治末
になって、新潟に移ることになり、お墓は無縁仏となり
ました。
それで、このまま埋もれさせるには偲びないということ
で、双璧寺と定明寺、遠藤家の話し合いの結果、定明
寺に戻すことになりました。
双璧寺は、加茂市若宮町にあります。