有願和尚


有願和尚(1737〜1808年)は良寛様の道友であり、
有願和尚の方が20歳年長でした。とても親しい関係
にありました。晩年、旧白根市の新飯田の円通庵
(通称田面庵)に隠居しました。
書の大家であり、狂草体で書きます。良寛様に似
た書体です。
ここにはお墓と有願和尚の歌碑があります。何度
か良寛様はここを訪れています。

  有願和尚和歌一首

ふるさとは桃の林に牛の子の遊ぶのみにてみな耕せる
                  

田面庵(たのもあん)です。 庭に二人の銅像が建っています。
有願和尚のお墓と思われます。 有願和尚の和歌です。