弥彦山山頂


弥彦山は634メートルあり、頂上には弥彦神社の祭神、天香山命
(あめのかごやまのみこと)の御神廟(奥宮)があります。
越後平野が一望でき、良寛様も山に登り、長歌を詠んでいます。さ
て、どのルートから登ったか推測するなら、五合庵のある国上山か
ら峰づたいにルートがあり、昔もこのルートから登ったのではないで
しょうか。推測の域を出ませんが・・・。
さて、弥彦神社といえば、麓の神社と思われがちですが、やはり奥
宮が本殿と考えるべきであり、ここにお参りをして本当の弥彦詣で
といえるのではないでしょうか。頂上まではロープウェイで行けます
し、そこから700mほどゆるやかな坂道を登れば、奥宮に着きます。
とても景色が素晴らしいです。



  伊夜日子
    いやひこにもうでて

ももつたふ   いやひこ山を  いやのぼり   登りてみれば
高嶺には   八雲たなびき  ふもとには   木立神さび
落ちたぎつ   水音さやけし  越路には   山はあれども
この山の   いやます高に   この水の   たゆることなく
ありかよひ   いつきまつらん   伊夜日子の神

伊夜日子の森のかげ道ふみ分けてわれ来にけらしそのかげ道を