讀孝婦碑


良寛様は、「孝婦の碑を読む」
という詩を残しています。孝婦
ゆりの姿に感動してつくった詩
です。
この碑は、「蛇崩の丘」に建っ
ています。この丘は出雲崎町の
外れにあります。
近くには「旅立ちの詩」の石碑
が建っています。


読孝婦碑

孝婦の碑を読む

夏置涼阡自耨田
冬安温室事為虔
林君因命嘗旌孝
雲浦其行天下伝

夏は涼阡(りようせん)に置いて自ら田を耨(くさぎ)り
冬は温室に安んじて事へて虔(けん)を為す
林君 命に因りて嘗(かつ)て孝を旌(あら)はし
雲浦の其の行 天下に伝ふ